飲食業がブラックというイメージがあるから、それに対してものすごく悔しい。「長く(時間)働くと偉い」「休んでないとすごい」とか、飲食店によくある間違った風土をぶち壊したい。生産性は、だらだら16時間働いて週1日しか休めない人と、12時間働いて週2日休んでいる人だったら、後者の方が仕事を楽しんでると思うし、そうあるべきだと思う。人間って、本能的にバランスを取ってしまう生きもので、16時間働いているときでも、18時間働いているときでも、どっちもしんどいから、「明日も16時間、明後日も16時間…」という風に見てしまう。そんなんじゃ瞬発力が出ないし、もたない。休みをしっかり取って、尚且つ働くときに働いて。
一から十まで全部をする仕事だから、違う言い方をすると大変。どんな仕事をしても大変だけど、でも、こんなにできる仕事ってほかにない。自分たちで選べて、自分たちで調理方法も選べて、価格決定権もあって、尚且つお客様のフィードバックも見ることができる。僕は、飲食という仕事は偉大な仕事だと思う。
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